出張授業:横浜市立宮谷小学校「健康科」公開授業第2回

2008年6月13日(金)、神奈川県・横浜市の横浜市立宮谷小学校にて、「健康科」の公開授業を実施しました。授業の対象は5年2組の児童31名、昨年12月に6年生を対象とする研究授業に引き続き2回目となります。今回もテルモ体温研究所所長の和田が体温をテーマとする講義を務めました。

授業内容:5年2組 見直そう!私の食生活「発信!朝食の大切さを全校に伝えよう」

毎日の朝食が体や心にどのような変化をもたらすかを子どもたちが理解し、実感することを今回の授業のねらいとしました。子どもたちには自分の体を使って調べる事前課題とその結果発表をしてもらい、加えて専門の先生のお話などからより深い理解を目指しました。

授業風景

宮谷小学校は、「2005・2006・2007年度 横浜市パイオニアスクールよこはま実践推進校」として、「食・体・心」の3領域で構成する「健康科」の研究授業を進め、健康教育の実践研究を積み重ねられてきました。

事前課題

朝食を食べる前と食べた後では、体と心はどのように変わる? 自分の体で調べてこよう

朝食が体や心にどのような変化をもたらすのかということを、集中力、体力、眠気といった気分の違い、朝食前と朝食後の体温の変化、作業力、記憶力の違いから調べてきてくれました。

結果発表

自分で考えた方法で調べて、結果を発表

子どもたちは、朝食前・朝食後にそれぞれ体温を測定し、自分たちで気づいた心・体・脳の変化について発表しました。自分の体で調べているうちに、「食べると機嫌が良くなる。やる気や集中力もアップする。朝食は学校の勉強にも影響するのではないか」「食べた後は、体温が上がる。それは食べたものを消化するからではないか。また、食べるもので違うのではないか」「運動力が高まった」「朝食を食べると、頭の働きがよくなり、ミスも減った」といったことを感じていました。

画像をクリックすると拡大してみられます。

専門の先生からの裏付け

小学校の栄養士の先生、テルモ体温研究所・和田による講義を通じて、朝食がいかに1日のスタートに大切な役割を果たしているか、理解を深めました。

「朝食の栄養はどう働くのか」 (栄養士の先生より) 朝食で摂った栄養が肝臓でエネルギーに変わる様子や朝食後に脳が活動的になっている様子、体表面の温度が上がっている様子など、イラストや写真を使いながら説明されていました。
私たち人間の体は、寝ている間もエネルギーが使っており、朝になると活動するためのエネルギーが不足しているやめ、朝食を摂ることが必要なのだ、ということを学習しました。

「朝食と体温」、「正しい検温のしかた」
(テルモ体温研究所より) 
子どもたちが調べてた体温の変化、集中力や記憶力についての調査結果を裏付ける、朝食を食べている人と食べていない人の違いを示すさまざまな実験データをもとに講義をしました。
学校で元気に活動したり勉強したりするために、朝食が1日のスタートにとても大切だということをお話しすると、子どもたちは、大変興味深そうにしていました。 
また、今回は体温を測って記録していたこともあり、正しく検温するためのポイントについてもお伝えしました。

体温研究所では、今後も出張授業などを通じて、子どもたちに日常生活に役立つ体温を広めていきたと考えています。

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