体温を測るということ

公開日2021.08.30

※当コンテンツの内容は2021年7月時点の情報となります。

具体的な検温方法を解説する前に、まず、「体温を測る」とはどういうことかを説明します。

体温を測るということ

体温を測るとは、体内の温度を測ることだということを知っていましたか?
外気に接する皮膚表面は、季節や環境などによる外気温の影響を受けます。だから体温を測る場合は、外気に影響を受けにくい体内の温度を測る必要があります。

「えっ!どうやって体内の温度を測るの?」
そんなに難しいことではありません。
ワキの温度は「体の表面の温度」ですが、しっかり閉じることで体の内部の温度が反映されて温まります。それを測ればいいのです。完全に温まった時の温度を平衡温(へいこうおん)と言います。平衡温に達するには、ワキを閉じてから、10分以上かかります。

※ワキの場合は約10分、口の場合は約5分かかります。この時間はあくまで測定部位が完全に温まるのに必要な時間で、体温計が温まる時間ではありません。
※体を極端に温めたり、冷やしたりしていた場合は、少し時間をおいてから測定して下さい。そして、測定する部位を外気から遮断して密閉し、必要な時間をかけて測定してください。

ワキでの検温方法
口での検温方法
耳での検温方法
額での検温方法

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